カッティングステッカーの貼り方

ステッカーに被せてある透明のシートからステッカーを転写して貼るタイプのステッカーの上手な貼り方をご説明します。

丁寧に貼らないとステッカーが破れたり、貼る面とステッカーの間に空気が入ってぶつぶつになりますので愛情を込めてお貼り下さい。

1貼る前の準備〜貼られる側〜

ステッカーの貼り方説明写真1

まずは被着体(例えば貼られる側の車や板面)のホコリや汚れ、水をよく拭き取って下さい。貼る位置を正確に決めたいときはマスキングテープなどを貼って目印をつけておくといいですよ。
大きいステッカーを貼る際はスキージ(プラスチックのヘラ)も用意します。
スキージがなくても7〜8cm程度の大きさで定規くらいの厚さのプレートに布(フェルト)などを貼ったものでも代用できます。

2貼る前の準備〜ステッカー側1〜

ステッカーの貼り方説明写真2

何も剥かずにまず、透明リタックシートの上からステッカー部分を強くこすり付けて下さい。

3貼る前の準備〜ステッカー側2〜

ステッカーの貼り方説明写真3

透明リタックシートの方にステッカーが貼り付いているか、ゆっくり剥いて確認してください。
大部分を裏紙から剥がして戻しておくと、後の作業が楽になります。

4

ステッカーの貼り方説明写真4

貼りはじめの部分(1〜2cm位)の裏紙を切り離すか、折曲げます。

5

ステッカーの貼り方説明写真5

(4)で裏紙を切り離した部分だけ貼付けます。

★ちょっとしたコツ
空気が入ってぶつぶつになるのが心配な方は、貼られる側に水(ほんの数滴の食器洗い洗剤を混ぜたもの)を霧吹きしておくと貼りやすいですよ。(※但しこの場合、透明リタックシートを剥がすのは数時間経ってからにしてください)

6

ステッカーの貼り方説明写真6

裏紙の方にステッカーが残っていないか確認しつつ、ゆっくりと裏紙をはがしながら、強めに少しずつ空気を逃がすようにこすりつけていきます。
10cmくらい裏紙を剥がしておき、1〜2cm位ずつ貼ります。縦が大きめの物は上下に手を動かしながら貼ってください。

7

ステッカーの貼り方説明写真7

最後の方は裏紙を全て剥がしていただいてもかまいません。

8

ステッカーの貼り方説明写真8

貼り終わった後にもう一度透明リタックシートの上から強くこすりつけてください。

9

ステッカーの貼り方説明写真9

丁寧にゆっくりと透明リタックシートを剥がしてください。
一気に剥がしますとこすりつけが弱い場合などは透明リタックシートにステッカーが残り、ステッカーが破けてしまいます。
被着体が濡れていたり、防汚シールなどが貼って あったりしますとステッカーがよく付きません。
水貼りをされた場合はリタックシートをすぐ剥がさずに1日程度乾燥させてから剥がして下さい。 すぐ剥がしますとステッカーも剥がれる恐れがあります。

10完成!

ステッカーの貼り方説明写真10

完成すると文字や絵柄だけが被着体に残ります。
参考)被着体とステッカーの間に空気が入り、
ぷくっと浮いてしまった場合はカッターの刃先で 2mmくらい切れ目を入れて空気を抜いてください。

  • 凹凸のある面や布には貼れません。
  • 極端に寒い場所や暑い場所、また風の強い場所での施工はおやめ下さい。
    寒い時期は透明リタックシートにもステッカーが付かない場合があります。その場合はドライヤーなどで温めてください。
  • いっぺんに貼リ付けますと被着体とステッカーの間に気泡が入り、浮き上がります。また、シワがよる場合もあります。
  • 長期間の保管、高温・日光があたる場所での保管はお避けください。
    透明リタックシートが劣化しステッカーが付かなくなります。
  • 水貼りをされた場合はリタックシートをすぐ剥がさずに1日程度乾燥させてから剥がして下さい。 すぐ剥がしますとステッカーも剥がれる恐れがあります。
  • 被着体の素材によりステッカーが付きにくい場合があります。
    その際はリタックシートをすぐ剥がさずに、なるべく寒くない場所で半日程度放置してからゆっくり剥がしてください。
  • 新車にお貼りの際は洗車後に施工下さい。